★保育士になるには?★
●保育士とは
- 児童福祉法第18条の4において
「保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう」
とされている、国家資格です。
- 1999年より前まで「保母さん」「保父さん」と呼ばれていた資格が「保育士」にかわりました。
- わかりやすいもので言えば「保育園の先生」と呼ばれる人たち。 いろんな児童福祉施設で、子どもたちが健やかに成長できるよう、手助けをしています。
●保育士になる方法
- 保育士資格試験を受けて合格する
- 保育士資格が取れる大学・短大・専門学校を卒業する
の2つの方法があります。
1.進学
- 卒業と同時に、資格がもらえる大学や短大、専門学校へ進学する方法です。 卒業と同時に資格がもらえるため、保育士希望の学生の多くがこの道をとります。
- どの学校に進学するか、迷う人は多くいます。 オープンキャンパスに参加してみたり、資料請求や問い合わせなどをして、希望する学校のことを調べてみましょう。
「私にぴったり!」と言える志望校が、みつかるといいですね。
2.資格試験
【 おめでとう!保育士資格取得です””8(^∇^8)(8^∇^)8”” 】 |
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【保育系 大学】 | ↑ | 【 保 育 士 資 格 試 験 】 |
【保育系 専門・短大】 | ↑ | ↑ | ↑ |
【保育以外の 大学・短大】 | 【実務経験 2年以上】 | 【実務経験 5年以上】 |
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【高等学校卒業 or 高卒認定合格】 |
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【 中 学 ( 義 務 教 育 ) 卒 業 】 |
●受験資格
(1)次のいずれかに該当する方(大筋のみ掲載)
- 大学・短大に1年以上在籍しており、年度中に62単位以上修得見込みと、学長に認められた方・卒業した方。
※在籍の学部・学科の種類は保育に関連しないもので、構いません。
- 高等学校の専攻科・盲・聾・養護学校の専攻科(修業年限2年以上)を卒業した方や、最終学年に
在学中で、年度中に卒業見込みと学長に認められた方
- 外国において、学校教育における14年以上の課程を修了した者
(2)高等学校卒業後、児童福祉施設において、2年以上児童等の保護又は援護に従事した方
※従事経験は、1日6時間以上、1月当たり20日以上従事が最低ライン
(3)児童福祉施設において、5年以上児童等の保護又は援護に従事した方
(4)次の1又は2に該当する場合は、経過措置等により受験資格があります。
- 平成3年3月31日までに、高等学校を卒業した者
- 平成8年3月31日までに高等学校の保育科を卒業した者
- ※特殊な学歴や実務経験など細かな事情があり、受験資格の有無がわからない
場合は、試験センターへ質問してみましょう。
●一部合格科目の有効範囲(受験科目の免除)
- 合格した科目は、翌・翌々年の試験まで、免除されます。 期限が切れても、全科目の合格が
揃っていない場合は、再度受験することになります。
- 保育士資格を取得してしまったら、有効期限という考え方はなくなり、ずっと有効です。
●受験、受験要綱について
- 保育士試験受験の手引きは、春頃、全国保育士養成協議会に、配布日程・方法が掲載されます。
期限を過ぎると受験できませんので、よくチェックして下さい。
- 受験料は、平成19年の場合、12,700円でした。 全科目受験も一部科目受験も、受験料は同じです。
●試験科目
1)社会福祉(100点)
2)児童福祉(100点)
3)発達心理学(50点)及び精神保健(50点)
4)小児保健(100点)
5)小児栄養学(100点)
6)保育原理(100点)
7)教育原理(50点)及び養護原理(50点)
8)保育実習筆記(100点)・実技(各50点)
実技試験は、音楽・絵画・言語
の中から、受験者が2領域選択
-----以上の8科目です----
- ※幼稚園教諭免許を有する者については,受験申請時に幼稚園教諭免許を有することを証する書類を添えて提出することで、
筆記試験科目の発達心理学、教育原理並びに実技試験の保育実習実技が免除されます。